飲食店における「立地」の悪さもカバーする3つのステップ

飲食店における立地の悪さもカバーする3つのステップ (「飲食店を続ける」を応援するアンビション)

飲食店にとっての「立地」は必ずといって良いほど、お店の集客・売上に影響します。

そもそも、飲食店にとって良い立地とは?駅前、大通り沿い、人口が多いエリア、競合店が少ないエリア・・・

 

けれど、本当に立地が良くないと繁盛店にはなれないのでしょうか?今回は飲食店にとって立地の悪さもカバーする3つのステップをご紹介します。


Step1 現状を知る

まずは店舗を構えている周辺エリアの現状をチェックします。

 

・人の通り、流れは?

お店のある通りは、地元の人にとってどのような道なのか。例えば駅までの近道、混雑を避けるための抜け道ではないかなど人の流れを把握します。

また時間帯や曜日によっての変化はないか、通行手段は徒歩・自転車・車など何が多いのかを分析します。

 

・近くにある人が集まる場所は?

学校や会社、集会所や公園など人が多く集まる場所を見つけます。

 

現状を把握できれば、それに合わせた広告の出し方やキャンペーンの打ち方を決めていきます。例えば、チラシを配る時間・場所、通行手段の目線に合わせた看板の設置、人通りが最も多い夕方の帰宅時間を狙ったキャンペーンなどを考えることができます。

また現状を知ることで、それまで想定していたターゲット以外にも新たなターゲット層が見つかるかもしれません。


Step2 競合店を明確にする

現状把握のためお店周辺を調べていると、必ずライバルとなる競合店があるはずです。(競合店がなく競争の必要がないのに、あなたのお店にお客様が集まらない場合は立地以外の問題が考えられます。)

 

同じ業態なのか、同じターゲット層が集まるのか・・・

なんとなく「あのお店がライバルだ」と決めず、競合している部分はどこかを明確にします。

 

競合店が決まれば、そのお店との差別化ポイントを見つけます。自店舗の強み、競合店と比べて強みにできる部分、競合店との違いなど“差別化”することで、あなたの飲食店へお客様を呼び込めるようになります。

差別化のポイントは、立地・メニュー・接客・外観・内装・清掃・価格帯など様々な視点から細分化して見つけることです。


Step3 来店客の満足度をあげる

さいごに、来店いただいたお客様を満足させ、リピーター(既存顧客)になってもらうことが大切です。リピーターを増やすことができれば、立地の悪さに影響されず人の集まる飲食店へと成長できます。

リピーターのつくり方は以前の記事にありますので、今回は割愛します。

 

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