お客様の声聞いてますか?アンケート活用で飲食店の売上を倍増させる

あなたはより良い飲食店にするため、どのような工夫をしていますか?自分たちで考えることはもちろん大事ですが、実際に来店してくれるお客様の声もとても重要です。来店いただいたお客様にアンケートを書いてもらうことで、今後の店舗運営において非常に重要な情報を得ることもできます。

アンケートをおこなってもいまいち効果がなかった方は、もしかしたらやり方が悪かったのかもしれません。今回はアンケートの有効性や、回収率の上がるアンケートの作成方法をご紹介します。


■飲食店のアンケート目的と有効性

自分たちが気付けていないことを知るためにもアンケートは有効です。

アンケートは悪い状態を改善するためだけが目的ではありません。うまくいっていることに対してなぜ好調なのか要因を知り、より向上させるためにも重宝します。

 

しかし、ただやみくもにアンケートをおこなっても売上アップには繋がりません。

例えば「現状の店舗の評価を知りたい」や「サービス・メニューの改善のため」などアンケートを実施する目的を明確にしなければ、有効性のあるアンケートにはなりません。


■アンケートを作成する際の注意点

・目的を決める

まずはじめに、何のためにアンケートをするのか「目的」を明確にしましょう。上記にもある通り、アンケートの「目的」を明確にすることで有効性のあるアンケートになります。

 

 

・ターゲット層を決める

目的に合わせてどのようなお客様から声をききたいのかターゲットを決めます。来店者すべてにアンケートを実施するか、特定の層に対象を絞って実施するのか決めておきましょう。特定してアンケートを取れなくても、できるだけターゲットに近い人へ声掛けするなど工夫をすると良いです。

 

 

・回答は選択式と記入式をうまく活用する

多くの回答数を集めたければ選択式を、具体的な意見を聞きたければ記入式にしましょう。

ただし自由記入欄が多すぎると見た瞬間に一気に書く気を失ってしまいますので、回収率はあまり見込めません。

回収率を上げるために選択式(大変いい いい 悪い 大変悪い など)ばかりで詳細の記入がないアンケートをよく見かけますが、こちらも注意。気軽に回答でき回収率が上がる反面、得られるのは評価のみで何が良くて何が悪かったのかが不透明です。これでは具体的な向上や改善ができません。

 

〈いいアンケート作成例〉

お店で出している料理の評価を知りたい・改善したい場合...

 

Q.料理の味はどうでしたか?【選択式】

(大変美味しい 美味しい 普通 いまいち 美味しくない)

↳一番美味しかったメニューがあれば教えてください【記入式】

↳いまいち、美味しくなかったメニューがあれば教えてください【記入式】

 このように、知りたい項目に特化したアンケートを作るとよりお店の改善・向上に繋げることができます。

 

 

・お客様の情報はどこまで必要か

個人情報を記入いただくことはかなりハードルが上がります。お客様の年齢やどこから来られているのかを集計するために個人情報が必要な場合もありますが、その場合は聞き方の工夫をしてみましょう。

お店までどのような交通手段で来たか(電車や車、徒歩など)、どれくらいの時間がかかったのかというようなアバウトな質問にすれば多くの回答を集めることができます。

ダイレクトメールやLINEでのお知らせ配信などを目的としている場合には、その旨を必ずアンケートに記載することが必要です。

 

 

・答えを誘導するような質問文にならないようにする

以下の質問例をご覧ください。

Q.当店は手作りハンバーグに力を入れており、たくさんのお客様に愛されている人気メニューです。あなたはこのメニューについてどう思いますか?

〈すごくいいと思う 良いと思う 普通 悪いと思う すごく悪いと思う〉

 

このような質問では「特定の回答」を選択させるように誘導していることになります。これでは回答が偏り正確なデータが集まりません。


■アンケートの回収率を上げる方法

アンケートを机の隅に束にして置いている店舗をよく見かけますが、これではアンケートの回収率はあまり見込めません。お客様はわざわざ自分からアンケートを手に取って記入しようとは思わないからです。

 

回収率を上げる一つ目の方法として、アンケートは食事が終わるタイミングで直接お客様に手渡しするということ。

「お客様にもっと満足していただきたく、アンケートをおこなっています。ご協力お願いします。」

など一言言葉を添えて。これだけで回収率はグンと上がります。手渡しすることでアンケートの存在を認識させ、かつ食事終わりからお会計までの一息つく時間に渡すことで書こうかな?という気になるからです。

 

「ご協力いただいた方にはミニデザートをプレゼント」や「抽選で割引券を送付」などインセンティブを付けるのも回収率を上げる方法としてかなり効果的です。ただしアンケート後の活用効果をふまえて、特典を付けてもプラスが出るのかは考えるべきです。

また、インセンティブ目当ての層ばかりに回答が偏ってしまい、アンケートの正確性に欠けてしまう可能性もあるのでやりすぎには注意が必要です。


いかがでしたでしょうか?アンケート活用について色々お話しましたが、大切なのはアンケートは実施することを目的にしてはいけない、ということです。アンケート実施後、改善や実践に繋げていって効果を出すことが本来の目的です。

PDCAサイクル*を意識して回すよう心掛けることが重要です。

 

 

*Plan(計画)➡Do(実行)➡Check(評価)➡Action(改善)を繰り返すことで、業務を継続的に改善するための手法


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